6月から準備したい、マンションの台風対策
本格的な台風シーズンは7月以降、でも6月から準備しておきたい
気象庁のホームページを見ると、7~9月に多く台風が上陸していますが、6月がまったくないというわけではありません。今からしっかり対策をしておきましょう。
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バルコニー、ベランダのチェック
バルコニー、ベランダは暴風雨に直接さらされる場所。台風で飛んで行ってしまう物のがないかチェックしましょう。
プランターは屋内へ
ベランダにプランターを置いている場合は、風で飛ばされる危険があります。屋内に入れておきましょう。他にも飛んでしまいそうな物はしまっておきましょう。大きすぎて運べないものはブロックで固定し、飛ばない工夫を。
物干し竿を片付ける
ベランダで洗濯物を干している方は、物干し竿を室内へ。そして、物干し台が倒れないかをチェックしましょう。突っ張るタイプの物干し台であれば、上下でしっかりと固定されているかを定期的に調べておきましょう。
排水溝をチェックする
排水溝にゴミがたまっていると、豪雨で水があふれ、室内に浸水すると最悪です。日頃から掃除をして、溝のゴミを取り除いておきましょう。
窓や壁
飛んできた何かで窓が割れたり、豪雨で壁から浸水するかも。台風が来る前にチェック。
窓ガラス
台風が来ると、暴風で何が飛んでくるかわかりません。窓が割れる可能性もあります。雨戸やシャッターがついていない窓ガラスには、内側からテープを貼って、ガラスの飛散を防いでおきます。ガラスにワイヤーが入っていても、飛んでくるものによっては、割れて飛び散るので危険です。
駐車場や駐輪場
自動車
駐車場が地下にあるマンションでは、台風の規模によっては浸水するおそれがあります。状況に応じて、違う場所に移動しておきます。
自転車
自転車が風で飛んでいくことはないと思いますが、自転車が倒れて、他の自転車やマンションの壁を傷つけないように、ロープなどで固定しておきましょう。
浸水による停電など、ライフラインがストップする前に準備しておきたいもの
台風が過ぎたあとは
台風が通過したあとは、カラッと晴れ、気持ちの良い天気になります。こもった室内を十分に換気し、除湿しましょう。風雨でベランダの排水溝に、またゴミがたまっているかもしれませんので、掃除を忘れずに。
まとめ
「去年は何もなかったから、今年も大丈夫だろう」とは思わないこと。自分には何もなくても、ひょっとしたら、自分のマンションから飛んでいった鉢植えで、誰かが怪我をするかもしれません。
ひとつひとつの台風対策は簡単にできますので、今からできることは、この機会にやっておきたいですね。それでは、また。