ついつい買ってしまいがちな「消えもの」の消費をおさえて節約しよう!
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「消えもの」を節約すれば大きな節約効果に
「消えもの」という種類の消費があります。
- 食べたら消える食品類
- 飲んだら消える飲料
- 吸ったら消えるタバコ
- スッたら消えるギャンブル
- 泡に消える化粧品、洗剤
人は食べ物がなければ生きていけませんが、お菓子やお酒は食べたり飲んだりしなくても生きていけます。吸ったら煙になるタバコも同様です。また、スッたら無くなるギャンブル、泡に消える化粧品も、同じく消えものです。
消えものは文字通り、消えてしまって形に残らないので、無駄遣いに気づかない厄介もの。予算を決めて、予算内で楽しむのは問題ないですが、ルールなしで、「消えもの」を消費してしまう場合は「もったいない」という認識が必要です。
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できればやめたい、酒タバコ
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お酒を飲まずに越したことはありませんが、お酒が大好きで、1日の終わりの晩酌が、次の日の活力となっている人もいると思います。そんな人に禁酒を勧めるのは酷なので、「お小遣い」や「酒代」といった予算を決めてその範囲内で楽しみましょう。
タバコに関しても同じことが言えます。できれば、やめるに越したことはありません。2015年現在、タバコ1箱は約450円と、とても高価です。さらに、6月1日にはフィリップモリスジャパンが、主力銘柄を値上げ予定で、喫煙者のお財布には厳しい時代です。
毎日1箱吸えば、ひと月で13500円、年間で16万2000円(!)になります。今まで吸い続けた年数を考えれば、車1台分くらいのお金が煙に消えてしまっているかもしれません。
しかし、いざ禁煙となると、やはり長続きは難しいと思います。最近では「禁煙外来」などの禁煙指導を行なっている病院がありますので、一度受診してみるのもいいでしょう。ちなみに健康保険も適用されます。
一度ハマると、なかなか抜け出せないギャンブル
「スッたら」消える、パチンコや競馬などのギャンブルは、一度ハマるとなかなか抜け出せない人も多いのではないでしょうか。また、最近では、短期の株式投資やFXも人気ですが、これらもギャンブルに近いお金の使い方です。もちろん極力やめるべきですが、限度を守って楽しむ分には気分転換にもなるので良いと思います。
泡に消える化粧品、洗剤は無駄なストックに注意!
「泡に」消えるものは、化粧品や洗剤といった日用品。使えば消えてしまいます。たくさんストックがあったほうが安心!という人もいると思いますが、化粧品や洗剤にも消費期限があります。
買いすぎを防ぐには購入した洗剤に、購入日と金額、買った場所を書いておくことで、次に買う時の「金額の目安」や「使い終わりのサイクル」が目に見えるので、無駄なストックを減らし計画的な買い物ができます。
まとめ
消えものの消費をおさえることで、1年後には大きな成果となって返ってきます。まさに、チリも積もれば山となる!ただ、「絶対に買わない」と思ってしまうと、日々の楽しみや、気分転換もできなくなります。予算を決めて、予算内で楽しむことが大事ですね。それではまた!